知っていますか?「結婚前契約」の事。
ハリウッドスターや海外セレブの間では、さほど珍しい事ではありません。
また日本でも、ある女優さんがこの契約を交わしたことで、一躍注目を集めました。
批判的な意見も多かったこの契約ですが、結婚を真剣に考えるがゆえの行動といっても過言ではありません。
賛否両論ある「結婚前契約」について、詳しく説明します。
今、結婚に不安を感じている人、結婚後の生活に自信が無い人、円満な夫婦生活を長く続けたいと真剣に考えている方は参考にして下さい。
「結婚前契約」って一体何?
結婚前契約にこれといった決まりはありません。
ですから、「結婚後にこれは絶対に守ってね」「破ったらこんな罰があるよ」という内容で、作成するといいでしょう。
例えば、結婚後、不倫や浮気をしたら、どんな罰を受けなければいけないのかを詳しく決める事が出来ます。
さらに、浮気や不倫で離婚になった場合、どのくらいの慰謝料を支払う必要がある、その後の生活費を別途支払う必要がある、なども細かく記載できます。
そのほかにも、「絶対に浮気や不倫はダメ」「子供ができてもずっと名前で呼んでね」「小遣いは毎月○円で臨時収入があった場合は、プラス○円ね」「年に1回は旅行へ行く」「隠し事はなし」「記念日は絶対に外で祝う」などがあります。
世間一般では、離婚を前提にした契約書、というイメージがありますが「二人が長く幸せに暮らせるには、どうしたらいいのか」を真剣に考えた結果が、結婚前契約書です。
「結婚前契約書」に法的強制力はつけられる?
結婚前契約書は、二人が納得した内容であれば、特別な様式も手続きも必要ありません。
ただ、離婚や大きなトラブルになった場合、その契約書に意味を与えるためにも、行政書士に作成を依頼するといいでしょう。
例えば、結婚相手の女性に「借金の不安がある」「浪費癖のある」「元夫の嫌がらせ等の不安」「浮気癖がある」などの不安を抱えている場合は離婚や裁判になった場合、夫に有利に働くのは間違いありません。
ちなみに行政書士に作成を依頼した場合は、3万から5万、場合によっては、8万円以上の費用がかかることもありますが、それだけの費用をかける価値はあります。
また作成から公証役場への提出、その後の認証まで10日から15日ほどの時間が必要なので、余裕をもって準備するようにしてください。
結婚前契約書は、日本では、まだまだポピュラーではありません。
ただ、神父さんの前で「一生愛し続けます」と約束したところで、それは明日、いや1時間後に「なかった事に」される事も・・・。
結婚のリスク軽減と、円満な結婚生活の為にも「結婚前契約書」の事を、今一度考えてみてください。
結婚相手に「不安が無い!」と言い切れない方
- 信用しているけど、「真実」をもっと知りたい!
- 相手の過去を知りたいけど、話してくれない!
- 自分に隠れた、裏の顔があるかもしれない!
そう、お考えのあなたならこちらの記事をご確認ください。
⇒結婚相手への不安を解消するために行うべきこと