どちらも仕事をし、安定した収入がある男女が、結婚をすると一番困るのはお財布です。
これまでは、毎月のお給料をすべて、自分の好きなように使ってきたし、結婚したらからといって、全部を渡すのもちょっとどうなの?
と、悩んでいる方は、ぜひ、結婚前に解決しておくようにしてください。
なぜなら、お金は、離婚理由のトップ10に入るほど、大変デリケートな問題だからです。
お財布を「一つ」にするメリット・デメリット
お財布を一つにすることで、得られるメリットはたくさんあります。
例えば、お金の流れが把握しやすいため、ムダをなくす事が出来ます。
また、将来の計画が立てやすいというメリットもあります。
例えば、マイホーム購入計画や、子育て計画など、まとまった費用が必要になる事を想定して、貯金がしやすいですよね。
さらに、冠婚葬祭など、いざと言うときの出費にもすぐに対応しやすくなります。
ただ、デメリットとなるのが、自分で稼いだお給料が自由に使えない、お給料の額が全部相手に知られてしまうという点です。
結婚して、守るべき家族ができるのですから、多少の我慢は必要です。
また、どのくらいの稼ぎあるのかを把握するのは、妻としては当然・・・ですが、その生活に慣れるまでは、かなり厳しい状況になるのは明らかです。
お財布を「別」にするメリット・デメリット
財布を別にするメリットは、稼いだお給料をある程度自由に使える、と言う点です。
毎月生活に必要な分だけを互いに出し合い、残ったお給料は、すべて自分の思い通りに使えるので、独身時代とさほど変わりのない生活が続けられるはずです。
また、相手にどれくらいの稼ぎがあるのか、毎月いくら、何に使っているのかなどを、知られる事もないので安心して趣味、遊びなどに利用できます。
中には、妻に内緒でがっちり貯金に回している方もいるかもしれませんね。
デメリットは、互いの収入を全く把握できない、マイホーム購入など将来の計画が立てられない、冠婚葬祭の場合、だれの財布から支出すべきか揉めるなどの問題が発生します。
トラブルを避けるための話し合い方
財布を「一つ」にする場合と「別」にする場合のメリット、デメリットをよく理解したうえで、結婚後、どのようにしたいのかを時間をかけて話し合いましょう。
ちなみに、近年では、共働きの世帯が増えていることから、財布別々という夫婦も多くなっています。
しかし、完全に別にする夫婦の喧嘩、離婚率も高まっているのは事実です。
なぜなら、何かのイベントごとにお金の事でもめてしまうからです。
このようなトラブルを回避するためには、財布別を選択した場合でも、必ず互いのお給料、使い道、貯金等は、オープンにしておく必要があります。
また、結婚前には、必ず、細かく話し合いをしましょう。
例えば、家賃、食費、光熱費、病院代、結婚式、お葬式、ガソリン、通信費、外食代、養育費、親族、近所等の交際費、シャンプーや洗剤等、どの部分をだれが負担するという事を、明確にしましょう。
それが面倒なら、財布を一つにし、だれがお金の管理をするかをはっきりとさせる事も必要です。
深く愛し合っている二人でも「お金」が関わってくると、いとも簡単に引き裂かれます。
結婚後、泥沼の事態を招かないためにも、結婚前にそれぞれの意見を言い合い、クリアにしておくようにしましょう。
結婚相手に「不安が無い!」と言い切れない方
- 信用しているけど、「真実」をもっと知りたい!
- 相手の過去を知りたいけど、話してくれない!
- 自分に隠れた、裏の顔があるかもしれない!
そう、お考えのあなたならこちらの記事をご確認ください。
⇒結婚相手への不安を解消するために行うべきこと