夫婦が離婚する理由の一つに「夫の転職」があります。
明確な理由があっての転職なら何の問題もありませんが、一つの職場に長く務めることができず職を転々とするようなら離婚の原因になるかもしれません。
転職が多いと安定収入が見込めず、生活が苦しくなって夫婦間にトラブルが起こる可能性が高くなるからです。
自分の結婚相手の彼の「職」に関することで不安を感じている場合は、これまでの職歴や転職歴などを調べてみてはどうでしょうか。
次に転職や職歴の調べる2つの方法を紹介します。
方法1「年金の記録」
日本では職に就くと厚生年金に加入するケースが多いことから、これまでの年金の支払い履歴をチェックすると、ある程度の職歴を把握することができます。
年金の支払い履歴は、社会保険庁のサイトで年金個人情報を照会するとチェックが可能です。
情報を照会するには登録が必要ですが、氏名、生年月日、住所、基礎年金番号が分かれば登録できますので事前に準備しておきましょう。
この紹介で判ることは次の3点です。
(1) 年金の取得年月日、喪失年月日から入社日、退社日が分かります。
取得と喪失が多いほど、転職を繰り返しているということになります。
(2) 厚生年金加入月数から勤務した年数が把握できます。
(3) 厚生年金保険料の金額を決める目安となる標準報酬月額が分かります。
年金記録にはその当時の報酬額が記録されているので、おおよその給与を把握することができます。
方法2「本人に質問する」
結婚相手本人に直接質問する方法です。
何気ない会話の中で、結婚相手の現在の仕事について細かく質問してみてください。
一つの職種を長く続けてきた人であれば、何の問題もなく質問された内容に対してスラスラと答えられるはずです。
仕事内容に精通しているのは当然ですが、その仕事に誇りを持ち「今後もずっと続けて行きたい」という熱意が伝わってくるようなら安心してもいいでしょう。
質問にうまく答えられない、当たり障りのない回答でごまかす、上手く答えられずに逆ギレする等の傾向が見られるようなら、転職を繰り返している可能性があります。
相手が「仕事を転々としている」と認めた場合は、その理由を具体的に聞いてみるようにしましょう。
病気や人間関係などの理由で転職を繰り返しているなら、やり方次第では改善できるという希望があるからです。
以下のような退職理由の場合は、結婚を考え直す必要があるかもしれません。
- 「プライバシーの侵害だ」「仕事に口出しするな」と逆ギレする
- 「転職が多い人ほど優秀だ」と自分を美化する
- 「あの会社は俺の実力を分かっていない」と会社を否定する
- 「俺はもっとBIGになる」と計画性のない野望を持っている
このようなタイプの男性は忍耐力が弱く、自分の都合にそぐわない状況になると簡単に仕事を辞めてしまう危険性があるとされているからです。
結婚生活では奥様が妊娠したり子育てをするといった時期もあります。
そんな時期に退職して収入がなくなるようであれば、結婚が破綻するリスクも出てくるのです。
病気が原因で職を転々としている場合も、残念ながら結婚生活には不向きという可能性があります。
結婚して家族を持つためには、経済力は重要なポイントといわれています。
夫の分も自分が働いて家計を支えるという気持ちがあれば別ですが、結婚相手として本当に相応しい男性なのかを冷静に考え直す必要があるかもしれません。
結婚相手に「不安が無い!」と言い切れない方
- 信用しているけど、「真実」をもっと知りたい!
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