身辺調査では婚約者や結婚を考えている交際相手の宗教を調べることもできます。
本人だけでなくその親族の宗教に関する状況を調べることも可能です。
宗派が異なると結婚生活や親族関係が上手くいかないという場合があるだけでなく、一部で過激な考え方をする宗教に加入しているという例もあるようです。
結婚後のトラブルを回避するためにも、事前の身辺調査で不安を取り除くようにしてみてはいかがでしょうか。
1.「位牌の戒名」から調べる
お仏壇にある位牌の戒名は宗派によって異なります。
一例を挙げると浄土真宗の場合は戒名に「釈」の文字が入っていますが、それ以外の宗派の場合は「釈」が抜けて「信」が入る場合があるようです。
位牌の戒名を調べるには、自宅への訪問による調査が必要になります。
何かの機会に相手の自宅を訪問し、「ご先祖様にお線香をあげさせてください」と言って確認してみましょう。
2.「お仏壇の飾り方」から調べる
お仏壇の中央に何を飾っているかで宗派を見分けられます。
例えば曹洞宗では中央にご本尊の釈迦牟尼仏像、浄土真宗では阿弥陀如来像、浄土宗では阿弥陀如来立像、臨済宗では釈迦如来坐像を飾るとされています。
また仏壇のつくりが通常のものより豪華な場合は、一般とは異なる宗派であるという可能性があります。
お仏壇の飾りを確認するには、お位牌の戒名を調べるのと同じように、相手の自宅を訪問して「ご先祖様にお線香をあげさせてください」と言って行なってみてください。
3.「お坊さんへの聞きこみ」で調べる
結婚相手の実家のあるお寺で、お坊さんに情報の聞き込みを行いましょう。
地元のお坊さんへの聞き込みは相手の宗派を知るのにオススメの方法です。
いきなりお寺に訪れて直接的に質問するなどの方法は避けて、お坊さんに怪しまれないように上手に情報を聞き出すようにしてください。
ちなみに探偵会社や興信所による調査では、「地域のいろいろな宗派の違いを調べている」などという理由で情報を得るケースもあるようです。
ただし身分を偽るなどの行為はマナー違反なだけでなく違法行為に該当する場合もありますので注意しましょう。
4.「お葬式」で調べる
結婚相手がどなたかのお葬儀に参列することがあれば、その状況を確認しましょう。
葬儀に参列した際の相手の手元に注目すると、宗派による数珠の形の違いや数珠の持ち方の違いなどから情報が得られるはずです。
5.「休日の行動」を尾行する
結婚相手が一般的ではない宗教に熱中している場合、休日でも足繁く何かしらの会に参加していることがあります。
そのため交友関係が少なかったり、休日でも朝早くからどこかへ出るなど、宗教だけに没頭している傾向が見えてくるはずです。
あまり好ましくない宗教にのめりこんでいる場合、収入のほとんどをつぎ込んでいる可能性もあるため所得の割に質素な生活をしていることもあるでしょう。
どの宗教を信じるかは個人の自由です。
しかし、結婚ということになれば本人以外の親族や家族も関係してくるため、場合によっては宗教の問題から大きなトラブルに発展する危険性もあります。
その状況を回避するには、娘さんの婚約者や結婚を考えている交際相手の宗教を今のうちに調査しておくとリスクを避けることができるでしょう。
結婚相手に「不安が無い!」と言い切れない方
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